こんにちは。
西尾市米津歯科医院 副院長の新美です。

いよいよ年末ですね。
テレビも年末の特番ばかり。

私たち米津歯科医院でも年末の大騒動。
かけこみ診療? とでも言いましょうか。

いつもよりもワイワイとしています。

さて、今回はかなり間が空いてしまいたしたが、
親知らずのお話 その④ です。

しかも間に違う話題が何回か入ってますしね。
時間軸が変でスミマセン。

テーマは、
「親知らず どうせ抜くなら痛くなる前がオススメ
   我慢すれば痛い目に・・・」

です。

イヤーなテーマですね、これ。

でもハッキリ言います。

「事実です」

前回までで、抜かなくてもいいもの
逆に抜いたほうが親知らず

のことをお話させていただきました。

残念ながら抜くべき親知らずも存在するということです。

ってことは必然的に
「抜くべき親知らずは、早うちに抜いた方がいい」

ってことになります。

では、なぜ痛くなってからではいけないのか?

一言で言うと

今、痛い親知らずは抜くことが出来ないから   です。

そもそも親知らずの抜歯
基本的に難しいケースが多いです。

一番奥にあるから見えにくい
使用する器具が届きにくい
歯茎に埋まっている
変な方向を向いている  などなど

かなりの確率で処置に時間のかかる場合が多いです。

また、親知らずの周りの歯茎が腫れていて痛い場合。

今その歯茎に腫れがあると、
抜歯は出来ないケースがほとんどです。

腫れている歯茎には麻酔が非常に効きにくい
出血が止まりにくい
処置後の痛みが止まりにくい
体調が悪くなることもある  などなど

挙げたらキリがないほどのダメな理由があります。

親知らずに痛みなどがあって来院される皆さまは
大半が20代 30代の方が多いです。

お仕事やご家庭
とても忙しい時期かと思います。

そんな風に問題になってしまう前に
ぜひ一度、かかりつけの歯科医院に行ってみてください。

担当の歯医者と相談し、
適切に診察を受け、

その親知らずが

抜いた方がいいのか
抜かなくてもいいのか
将来的には抜くべきなのか  などなど

相談されたほうが懸命かと思います。

以上
本当に久しぶりな 歯医者の豆知識でした。