西尾市の歯医者 米津歯科医院 副院長の新美です。
いよいよ10月ももうすぐ終わりですね。
そして昨日の夜からかなり寒くなってきましたね。
秋の終わり、冬の到来を感じてしまいます。
風、強いですねー。 寒っ。
さて、今回は昨日の夜に放送されたテレビ番組のお話。
昨日の夜22時より、NHKにて放送された プロフェッショナル仕事の流儀
特集されたのが なんと歯医者さん!
山形県酒田市で開業されている
熊谷崇先生です。
正直、歯科医の先生で 超メジャー な先生です。
知らない っていう歯医者がいたら
ハッキリ言って モグリ です!
(怒られてしまうかもですが・・・ でも、これ、正直な気持ちです・・・)
っていうくらいにホントに有名な先生です。
なんで有名なのか?
それは熊谷先生が 予防歯科 という分野で
間違いなく歯科の中で トップランナー だからだと思います。
他にも予防歯科で有名な先生はいらっしゃいますが、
熊谷先生がその 第一人者 であることには疑問符がつきません。
約35年前から 歯科医療は予防歯科
というコンセプトのもと、
ずっと走り続けてこられました。
今では 予防歯科 という分野が少しずつではありますが
皆さまにも浸透し始めてきているかもしれません。
もちろん、聞いたことない方もまだまだたくさんいらっしゃると思います。
が、この熊谷先生は約35年前 1980年初頭から
この 予防歯科 という当時ではまったく考えられない分野に取り組まれました。
ちなみにこの頃は
むし歯の洪水
と、呼び名?がついてしまうほど、わかりやすく言えば
皆さまの口の中は むし歯だらけ・・・
っていう時代です。
歯医者の仕事といえば むし歯を削りまくって、銀歯をつめまくる。
そんな時代です。
つまり、ハッキリ言って熊谷先生は 異端児中の異端児 だったわけです。
昨日の報道のなかでも取り上げられていましたが
患者さんからは罵倒されたり、診療拒否が起こったり
とても壮絶な経験をされたそうです。
そんな中でご自身の信念を曲げず、
信じる道を突き進んでこられた結果、
今でこそ僕たちが 予防は大事 って
来院してくださる皆さまへ当たり前のようにお話をさせてもらうことが出来ています。
熊谷先生の功績は本当に半端ないです。
凄すぎます!
そんな中で、何がもっとも凄いのか?
これは僕なりの解釈ですが、やはり
自分の志を曲げないこと
だと感じています。
信念を貫く って簡単に言葉にすることはできますが、
先ほどのお話したように
むし歯の洪水の時代 に 治療・処置 よりも 検査や予防 を重視する
その発想に到達することも、ものすごいことではありますが
継続は力なり
継続し続ける ってことはそう簡単にはできることではありません。
ましてやそのスタンスを35年間。
本当に凄いと思います。
35年は僕の生まれてきた人生の時間そのものです。
その間、ブレずに・・・
何があってもあきらめずにやり続ける・・・
トーマス・エジソンの有名な台詞にもありましたね。
私たちの弱点はあきらめてしまうことだ。
成功するために最も確実な方法は
常にもう一回だけ、チャレンジし続けることだ。
常に行動し、継続し続けることの大切さ。
それを感じた昨日の夜でした。
正直、観たことなかった NHK プロフェッショナル仕事の流儀
(朝ドラや大河ドラマも観ない僕・・・)
次回もまた観てみたくなりました。
ガイアの夜明け派ですが、実は・・・