こんにちは。
西尾市の歯医者 米津歯科医院 副院長の新美です。

新たな2016年が始まって早いもので1週間以上が経過しました。

新たな1年を迎えるにあたり、皆さまは

   目標設定

してらっしゃいますか??


「明確な目標なしには、欲したものは手に入らない」

なんて言葉もあります。


真剣に、心から 「こうしたいな」  「あんなことしたいな」

って、明確な設定をした方が
その欲した結果が実際に手に入るかどうかの結果に大きな差が生まれてしまいます。

1年の最初の今月。
やってみるのがオススメですよ。


・・・そんな僕は、現在、設定の真っ最中です!!
早くやれよ!!って声も聞こえてきますが。。。


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さてそんな今回の内容は前回の続き、というか本題ですね。

先日、19時くらいからのゴールデンタイムのテレビ番組で
インフルエンザに関する内容が放送されていました。

たまたまチラッと途中から観ることが出来たんですが、

インフルエンザってどういうもの?
なんでこの時期に流行するの?

などの内容を目にしました。

そんな内容のなかで僕がひときわ注目したことは

「鼻呼吸の重要性」 でした。


そもそも、インフルエンザなどのウイルスは、上気道。
上気道とは、簡単に言うと    

鼻や口の奥の方・・・・ノドの上の方 ですかね。

その、上気道でウイルスが繁殖し、困った症状を引き起こしていきます。
ノドの奥は、33度くらいの温度で、ウイルスが繁殖しやすい温度。

だからノドに炎症が起きてゲホゲホと咳が出てしまうんですね。


そんなウイルスが生育しやすいノド。

口呼吸で、ダイレクトにノドにウイルスがついてしまう人

         と

鼻呼吸で、鼻毛などの大事なフィルターを通った上でノドにたどり着く人

いったい、どっちがインフルエンザにかかってしまいやすいでしょうか???





口呼吸の方ですよね!!??

鼻にはニオイをかいだりする機能もありますが
そもそも、、、、


呼吸をするためのものですよね??

逆に口は、おしゃべりをしたり、おいしい食事をとるためのもの。
(ただ、話をするとき、運動をするときなどでは必ず口呼吸になっちゃいますが・・・)

皆さまは疑問に思われるかもしれません。

「私、鼻呼吸だけど?」  って。


ですが、統計をとってみると
実に約8割の方が口呼吸になっているそうです。
つまり、自分が口呼吸だってことを自覚・意識していないだけなんだそうです。


簡単に見分ける方法は・・・

口をしっかりと閉じた状態で、息苦しくなってこないか?
                   ジワジワと口がポカンと開いてこないか?

などで判断できます。

そんなの簡単にできるよって思われると思いますが・・・
実は結構出来ない人、多いんですよ。

あ、あと、口を閉じたときにアゴに 梅干しみたいなシワ が出来るひと
そんな方は確実に口呼吸をしています。

口を閉じる筋肉が弱く、
そのしわ寄せがアゴのシワを作ってしまいます。

特に最近は、お子さまに多いですね、このアゴのシワ。

アゴにシワがある
  →口を閉じる筋肉が弱い
    →口がポカンと開いていることが多い
      →もっと筋肉が弱くなっていく
        →口周り全体的に筋肉が弱くなる
          →しっかりと食事を噛まなくなる
            →噛む刺激が弱いので、歯並びが悪くなっていく・・・

という具合に、実は、
歯並びにも大きく悪い影響をあたえてしまいます。


鼻呼吸と歯並び
とってもかかわりがあるんですねー、これが。

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次回はもっと詳しく、
鼻呼吸や鼻呼吸を育成する  息育  のための
あいうべ体操について書いてみようと思います。